基準外国為替相場と裁定外国為替相場

さあ、為替相場についてどんどん深く理解していきましょう。
当サイトで取り扱っている為替相場とは外国為替相場のことだと前回述べました(とはいえ、どちらにおいても為替相場=外国為替相場との認識があることでしょう)
その外国為替相場にも、取引方法などによって種類があり、そのうちのいくつかについても、前回挙げましたね。
さて、今回は「基準外国為替相場」と「裁定外国為替相場」についてです。

基準外国為替相場とは、自国通貨と多く取引されている国際通貨との交換比率です。
日本においては日本円と、FXでも為替取引が多くなされているアメリカドルとの相場となるでしょう。
アメリカドル1ドルあたりの本邦通貨の相場が基準外国為替相場で、毎年上半期と下半期の分を2度に分けて告示・公示すると定められています。
一回目は1月1日から6月30日までの期間に、二回目は7月1日から12月31日までの期間に、それぞれ使用される相場です。

基準外国為替相場と共に定められるのが裁定外国為替相場で、こちらは2つを鑑みて算出される相場です。
例えば日本円と英ポンドの相場を算出する場合、日本円とアメリカドルの相場、アメリカドルと英ポンドの相場、といった2つの相場を用います。
(1ドル=100円、1ポンド=1.5ドルの場合、1ポンド=150円となりますね)

別途に経済産業省令や財務省令で定められている場合を除くと、通貨の中でも「外国為替及び外国貿易法」に関わるものは、以上の基準外国為替相場と裁定外国為替相場によって換算されています。
これらのことを良く理解しておけばfxのスワップFXスワップ運用)も成功への近道となるのかもしれませんね。

為替相場の種類

為替相場と外国為替相場はどう違うのか?
といった質問をよくいただきますが、為替相場の「為替」には既に「外国為替」の意味がありますので、それらに違いはありません。
また、当サイトは外貨取引を意味するFXの入門を目的として為替相場について述べていますので、ここで「為替相場」というとそれはすなわち「外国為替相場」を指していると考えていただけると良いでしょう。

ここで皆さんに注意しておいていただきたいのが、外貨取引は相場が関わるものであり両替とは異なるものであること。
基本的な事項を知っておかなくては、外貨投資において必須となる収益管理が疎かになってしまいますからね。
中でも、取引の際の通貨換算の仕組みなどは漏らさずに勉強しておきましょう。

さて、その為替相場・・・あるいは外国為替相場についてですが、これにもいくつかの種類があります。
以下をご参考下さい。

「直物相場」(Spot Rate)
・・・直物為替の相場で、当日の取引に適用される。
「先物相場」(Forward Rate)
・・・先物為替の相場で、予約から翌営業日以降の取引に適用される。

「市場相場」(Inter Bank Rate)
・・・インターバンク市場で適用される。
「対顧客相場」(Customer Rate)
・・・金融機関と顧客間で適用されるもの。基準相場の「仲値」、円→外貨の際の「TTS(対顧客電信売相場)」、外貨→円の際の「TTB(対顧客電信買相場)」とそれぞれ種類がある。

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